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日本昔ばなしを子どもに読ませたい
世代をこえて語り継がれてきた、日本昔ばなし。
昔ばなしでは、古い時代の言葉、価値観、世界観が存分に味わえます。
子どもに読ませたいけど、どれを選んだらいいかな?
ものすごい数のお話がありますので、どれをチョイスすべきか迷いますよね。
そこで今回は、日本昔ばなしの絵本15冊を厳選してご紹介します。
保育士の私が、おすすめ作品を年齢別にピックアップ!
↓お子さんの年齢をクリックすると、すぐに読めます↓
昔ばなしは、小学校受験などの定番題材なので、お受験を考えている方にもぴったりです。
記事の最後では、『昔ばなしを集めてみたい!』という方に、絵本を集める方法を3つご紹介します。
最後までみていってね!
『年齢』『季節』『行事』『食べ物』など、10のジャンルごとのリストになっているから、気になる絵本がすぐに見つかります。
保育士おすすめの絵本が知りたい方は、こちら
日本昔ばなしの絵本【1歳・2歳~】
1歳・2歳から読める日本昔ばなしを2冊ご紹介します。
小さい子でも楽しめるような作品です。
おむすびころりん
昔ばなしデビューにぴったり
おじいさんが食べようとしたおむすびが、ころり。
おむすびは、ころころ、ころころ、ころがって、穴の中へ。
あとを追ったおじいさんも、穴の中へ落ちてしまい…。
こちらはボードブックタイプのしっかり素材なので、舐めたりやぶいたりが好きな時期のお子さんにもおすすめ。
また、作者はかわいいイラストが特徴的な、いもと ようこさん。
どこか懐かしいイラストで、大好きな作者さんです。
『おむすびころりん すっとんとん』
このリズム感あるフレーズが、お子さんの心をわしづかみです♪
おしゃべりができる時期になったら、セリフを一緒に言ってみるのもたのしそうだね。
はなさかじいさん
枯れ木に花を 咲かせましょう
ある日、おじいさんの飼っていた犬が、「ここほれワンワン」と言いました。
掘ってみると、中から小判がたくさん出てきます。
すると、そのことを知ったいじわるなじいさんが、その犬を借りて…。
分かりやすくて、テンポもいい!
そんな昔ばなしを探している方に、おすすめの作品です。
最後に歌がついているので、ぜひお子さんと一緒に歌ってみてくださいね。
このシリーズは、小さめサイズだから持ち運びにも便利です。
日本昔ばなしの絵本【3歳~】
3歳から読める日本昔ばなしを4冊ご紹介します。
それぞれおすすめポイントを見ていきましょう。
さるかにがっせん
早く芽をだせ 柿のたね
はやく めをだせ かきのたね
ださぬと はさみで ちょんぎるぞ!
カニは、自分の持っていたおにぎりとサルの持っていた柿の種を交換しました。
カニが柿の種を植えると、なんと実がたくさんなったのです!
そこへサルがやってきて、木に登って柿を投げたので、カニが死んでしまいました。
カニの子どもたちは、そんなサルを懲らしめに行こうとして…。
悪いことをすると、自分に返ってくる。
そんな教訓を学ばせてくれる内容です。
気持ちのいいラストまで、一気に読み進めてしまうでしょう。
『相手が嫌がることをしてはいけない』
そんな当たり前を自然と伝えられます。
道徳心を子どもに伝えたい方は、ぜひ購入を考えてみてください。
うらしまたろう
神秘的な世界へ
いじめられていた亀を助けてあげた『うらしまたろう』
亀はお礼にうらしまたろうを竜宮城に連れていきました。
竜宮城でおもてなしを受けるのですが…。
幻想的でとても美しいイラストは、読み手を物語の世界にひきこみます。
竜宮城のシーンは見ごたえがあるよ!
誰もが知っている昔ばなしですが、こちらは古い文献をさかのぼって忠実に再現しているそうです
知っているストーリーなのに、大人が見ても新鮮に感じられます。
奥深い昔ばなしの良さを楽しめる1冊です。
ねずみのすもう
ほのぼのとしたお話
太ったねずみと痩せたねずみがすもうをしました。
負けてしまったのは、痩せたねずみでした。
そこで、おじいさんとおばあさんは、おもちと赤いふんどしを作ってあげることに。
痩せたねずみはそのおかげで、どんどん強くなり…。
とても読みやすく、昔ばなしに慣れていない子にもぴったりです。
すもうをとる場面はとてもテンポがよく、子どもが喜ぶこと間違いなし!
最後まで読むと、あたたかい気持ちになれます。
かちかちやま
これぞ日本昔ばなし
畑を荒らすいたずらたぬき。
我慢できなくなったおじいさんは、うさぎの助けを借りて、たぬきをこらしめてやることにしました。
たぬきの背負っている枯れ草に、うさぎはこっそり火をつけて…。
昔ばなしによっては残酷に描写がされているものもありますが、こちらは比較的読みやすい表現の絵本です。
悪い行いをすると、自分に返ってくる。
そんな『因果応報』の意味を教えてくれる内容です。
1冊400円以下だから、手軽にお試しできるのが嬉しい♬
日本昔ばなしの絵本【4歳~】
4歳から読める日本昔ばなしを4冊ご紹介します。
大人も考えさせられる、本格的な物語を見ていきましょう。
だいくとおにろく
ハラハラどきどきする楽しさ
あるところに、とても流れの早い川がありました。
橋を何回かけても流されてしまうので、村の人は腕利きの大工にお願いすることに。
どうしようかと大工が考えていると、何と鬼が現れます。
鬼は大工に言いました。
『おまえの目玉をよこしたら橋をかけてやる』
翌日、本当に立派な橋が半分できあがっているではありませんか!
鬼は大工に目玉をよこせと迫りますが…。
大工と鬼のかけひきは、スリリングでありながら、続きが気になって仕方ありません!
昔から語りづがれる作品の良さがギュっとつまった1冊です。
迫力があって読みごたえがあるっ。
かえるをのんだととさん
奇想天外、楽しいお話
お腹が痛くなった『ととさん』は、お寺の和尚さんに相談に行きました。
お寺に着いたととさんは、和尚さんからびっくりするようなことを言われます。
ととさん そりゃなあ、
はらのなかに むしがおるせいじゃ。
かえるを のむと いいぞ
そこで、ととさんはカエルを捕まえてペロッと飲み込むのです。
すると、お腹の虫をカエルが食べてくれて、お腹が痛くなくなりました!
でも、今度はお腹の中でカエルが跳びまわって気持ちが悪くなり…。
何ともむちゃくちゃな展開なんですが、とっても面白い!!
テンポも良くて読みやすく、それぞれのセリフも味があって楽しいです。
最後はどうなるのか、読んでいると子どものワクワク感の高まりを感じられます。
日本独特のイラストも素敵です。
ないたあかおに
大人も読むべき、不朽の名作
みんなと仲良くなりたい赤鬼。
でも、村人は赤鬼の姿をみて逃げ出してしまいます。
そこで、友達思いの青鬼が助けてあげるのですが…。
ちょっぴりせつない童話の傑作です。
心に沁みる内容だよ。
かさじぞう
相手をおもいやる美しい心
笠をつくって暮らしているおじいさん。
正月の餅を買うために、町に笠を売りに行きますが、なかなか売れません。
町からの帰り道、雪をかぶった6体のお地蔵様を見つけます。
そこでおじいさんは、持っていた笠を全部かぶせてあげることに…。
相手をおもいやる優しい心を大切にしたい、そう思わせてくれます。
味わい深くて子どもにもぜひ読ませたいです。
雪景色の描写がストーリーを引き立てているよ。
これぞ名作だなと思わされる1冊です。
日本昔ばなしの絵本【5歳~】
5歳から読める日本昔ばなしを5冊ご紹介します。
読み応えがある作品ばかり。
それぞれおすすめポイントを見てきましょう。
つるのおんがえし
圧倒的なうつくしさ
罠にかかっていたつるを助けると、数日後に美しい娘がやってきて…。
いわさきちひろさんの美しすぎる挿絵が、最高にいいです!
透明感があって繊細で、心に残ります。
読み終えた時には、優しさや切なさなど、色んな感情がこみ上げてくるでしょう。
本格的な昔ばなし絵本を探している方は、ぜひ!
こぶとりじいさん
2人のおじいさん、こぶはどうなる?
あるところに、ほっぺに大きなこぶのあるおじいさんがいました。
おじいさんが山へ芝刈りに行くと、天狗が酒盛りをして踊っているではないですか!
思わずその輪の中にはいって一緒に踊りだすおじいさん。
天狗はとても喜び、おじいさんのこぶを取ってしまうのです。
また、もう一人のおじいさんも天狗の前で踊るのですが…。
2人のおじいさんの対比を描いた昔ばなしです。
天狗の前で踊る2人の命運はいかに?
とても読みやすくて、展開が気になるお話だよ。
かぐやひめ
日本最古の創作物語
竹取の翁(おじいさん)が、竹の中から小さな女の子を見つけました。
『かぐや姫』は美しく成長し、5人の男性から結婚を申し込まれます。
しかし、かぐや姫は無理なお願いを言って諦めさせようとするのです。
ある時、かぐや姫は翁に自分の秘密をうちあけるのですが…。
文章もイラストも素敵で、保存版的1冊の絵本です。
古典になじみがない子でも無理なく読み進められます。
『おきな』とか『みかど』とか古典的な表現はあるけど、お話自体はわかるから大丈夫!
子どもが疑問に思ったら、一緒に調べてあげるとそれもまた楽しいです♪
美しいかぐや姫の物語は、プリンセス好きな女の子にもおすすめですよ。
いっすんぼうし
勇気のある小さなヒーロー
子どものいないおじいさんとおばあさんの所に、『いっすんぼうし』が現れます。
いっすんぼうしは成長しますが、体はちいさいまま。
そこで、一人前になるため、仕事を探しに都へいくことにしました。
そんな時、いっすんぼうしは鬼たちと出会い…。
生き生きと活躍するいっすんぼうしから、目が離せません!
小さな体でも、人一倍勇気と度胸があるその姿に、心を奪われるでしょう。
お椀にのって旅をするシーンは、やっぱりワクワクします♬
ももたろう
一番有名な日本昔ばなし
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に。
おばあさんが川で洗濯をしていると、川上からなんと大きな桃が流れてきました。
家へ持ち帰り桃を切ってみると、中から可愛い男の子が生まれました。
男の子はどんどん大きくなり、立派に成長して…。
言わずと知れた、昔ばなしの代表格的な『ももたろう』です!
この絵本は挿絵も言葉選びもすばらしく、真の昔ばなしの良さが表現されています。
桃が流れてくる音が『どんぶらこ』じゃなくて、『つんぶく かんぶく』になっていたり、音の選び方が昔ばなしの世界観を引き立ててるんだ。
昔ばなしの面白さがビシビシと伝わってくる絵本です。
これは絶対はずせません!
必読の1冊です。
日本昔ばなしをたくさん楽しむ3つの方法
色んな昔ばなしがあるから、集めてみようかな!
昔ばなしは長い間人々に愛されてきただけあって、どれも本当におもしろいです。
絵本の楽しさをお子さんに伝えられるメリットがあるので、集めてみるというのもいいでしょう!
『色んな昔ばなしを楽しみたい』と言う方に、3つの方法をご紹介します。
それぞれメリットを含めてお伝えしていきます。
1.好きなものを1冊ずつ購入
昔ばなしを集める方法1つ目は、『気になる絵本を1冊ずつ購入する』です。
お子さんやママパパの好みに合わせて選べるのがメリットです。
圧倒的におすすめなのが、ポプラ社の『はじめての世界名作えほん』
注目すべきが、その価格!
1冊385円(税込)というお安い価格で購入できちゃいます。
5冊買っても2,000円以下って、最高すぎます。
まずはお試し感覚て、気になる1冊をチェックしてみてはいかがでしょうか?
2.セット販売の商品を購入
昔ばなしを集める方法2つ目は、『セットで販売されているものを購入する』です。
下記のようなセットが販売されています。
セット購入は下記のような方におすすめ。
おすすめな人
絵本を置くスペースを確保できる
どれを選んだらいいか考えるのが大変だと感じている
値段を気にせず、昔ばなしをたくさん集めたいと思っている
これらに当てはまるなら、セットでの購入も大いにアリ!
3.昔話が1冊にまとまっている絵本を購入
昔ばなしを集める方法3つ目は、『たくさんの昔ばなしが1冊にまとまっている絵本を購入する』です。
何冊も買うのはお金がかかるし、置くスペースも必要だよね💦
そんな方におすすめなのが、色んな昔ばなしがまとめてある1冊を購入すること!
1冊にいくつもの話が掲載されているので、お得感満載です。
正直、タイトルは何となく聞いたことがあるけど、中身はわかっていないということもありますよね。
そんな方でも、あらすじをササっとチェックできるので、とても便利です。
最初にまとめ本を購入して、その中から気になった絵本を単品で買うというのもいいでしょう。
日本昔ばなしは、読み聞かせにもぴったり!
日本昔ばなしのおすすめ作品、そして何冊も読みたい方へ向けて購入方法を3つお伝えしました。
日本文化・道徳心・教訓などががたくさん詰まっていて、子どもに価値ある内容の絵本を読ませたいと思っている方には最適です。
お気に入りのシリーズを見つけて集めると、ますます絵本への愛着心がたかまりますよ。
↓気になる絵本をもう一度チェック↓
『良質な絵本がほしい』と思っている方は、ぜひ検討してみてください。
最後までみてくれてありがとうございました!
またね~!
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