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10分で読める絵本がほしい
10分以内で読める絵本を持っていると、少しの時間でサクッと絵本を楽しめます。
次にあてはまる方は、短い絵本をもっておくべき！
子どもに読書習慣をもたせたい
親子で読める絵本を探している
小学校の読書ボランティアで使える本がほしい
この記事では、3年生・4年生の子におすすめの絵本を13冊ご紹介します。
絵本マニアが、短時間で読み切れるおすすめ作品だけを厳選しました。
↓気になる項目をチェック↓
「子どもに本を読ませたいけど、何を選んだらいいか分からない」
そんな方でも簡単に選べるリスト形式になっています。
最後までみていってね！
3年生・4年生の子が笑える絵本はこちら
『年齢』『季節』『行事』『食べ物』など、10のジャンルごとのリストになっているから、気になる絵本がすぐに見つかります。
保育士おすすめの絵本が知りたい方は、こちら
3・4年生向け10分で読める絵本【癒される】
10分で読める3・4年生向けの癒される絵本を3冊ご紹介します。
絵本を読んでほっこりしましょう。
おまたせクッキー
一緒にたべると美味しい
お母さんがクッキーを焼きました。
ビクトリアとサムは大喜びです。
腹ペコだった2人は12枚のクッキーを6個ずつ半分こすることに。
そんな時、『ピンポーン！』と玄関のベルが鳴って、お友だちが2人やってきたのです。
4人になったので、クッキーをまた数えなおすことに…。
テンポよく話がすすんでいくので、楽しみながら数に親しめます。
おしゃれなイラストも素敵！
あおくんときいろちゃん
伝わるきもち
『あおくん』はお友だちがたくさんいます。
だけど、一番の仲良しは『きいろちゃん』です。
ある日、ママに留守番を頼まれた『あおくん』
でも『きいろちゃん』と遊びたくなって、会いに行くことに。
ところが、『きいろちゃん』のお家はからっぽです。
色々探して、やっと見つけました！
もう うれしくて うれしくて
とうとう みどりになりました。
主人公の『あおくん』や『きいろちゃん』は、目や口や鼻のない、ただの『まる』です。
だけど、不思議とあおちゃんの感情が伝わってくる。
派手な演出がなくても、人の想像力だけでストーリーが成り立つことにビックリする作品です。
おじさんのかさ
物を大切にする気持ち
おじさんは黒くて細い、ぴかぴかの傘がお気に入り。
出掛ける時はいつも一緒です。
でも、雨が降っても傘をさしません。
少しの雨なら濡れたまま歩きます。
なぜかって？
お気に入りの傘が濡れてしまうのが嫌だから…。
そんなある日、おじさんが公園のベンチに腰かけていると、雨が降ってきました。
そこに男の子が走ってきて言います。
「おじさん、あっちにいくんなら、いっしょにいれてってよ。」
さぁ、おじさんはどうするのでしょう？
おじさんにとって、傘はとても大切な存在。
大切すぎて使えない気持ち…わかる。
でも、使うことで愛着がわいて、もっと大事になることもありますよね。
物への愛情を、おじさんの気持ちの変化を通して描いています。
色んなものに溢れている現代、物を大切に思う気持ちをお子さんに伝えたい方はぜひ手に取ってみてください。
選定図書にも選ばれている有名な絵本です。
日本図書館協会選定図書
全国学校図書館協議会選定図書
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
3・4年生向け10分で読める絵本【名作】
10分で読める3・4年生向けの名作絵本を3冊ご紹介します。
何回も読みたくなる、そんな名作と言われる作品たちです。
すてきな三にんぐみ
表紙とのギャップあり！？
現れ出たのは、黒いマントに黒い帽子の三人組。
それは、こわーい泥棒たちです。
脅しの道具を持って、夜になったら山を下ります。
さて、えものは おらんかな…。
ある日、三人組はいつものように馬車をとめました。
すると、乗客はたった一人。
みなしごのティファニーちゃんだけ。
ティファニーちゃんは、意地悪なおばさんのところへいくよりも、このおじさん達の方がなんだかおもしろそうと喜んで…。
表紙のインパクトがすごくて、『どんなストーリーなんだろう』って興味がわくね。
この泥棒達が良い人なのか悪い人なのか。
ぜひ読んで判断してみて下さい。
せかいでいちばんつよいくに
豊かさとは何か
むかし、大きな国がありました。
大きな国の大統領は、いろんな国へ戦争をしにいくことに。
「世界中の人々をしあわせにするためだ。」
「我々が世界中を征服すれば、みんなが我々と同じように暮らせるのだからな。」
そういって、次々といろんな国を征服したのです。
とうとう征服されていない国は、残り1つとなりました。
その国は、とても小さな国で、兵隊がいませんでした。
それどころか、小さな国の人々は、兵隊たちをお客の様に歓迎してくれて…。
大統領は、自分の価値観をほかの国の人におしつけたんだね。
そんな大統領は、小さな国の人たちに歓迎されてビックリしてしまいます。
本当に大切なことってなんだろう？
『豊かさとは』『しあわせとは』
そんな大事なことを考えさせてくれます。
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もっとおおきなたいほうを
何回読んでも発見がある
王さまは自慢の大砲を持っていました。
王さまはこの大砲がお気に入りで、打ちたくて打ちたくて仕方がありませんでした。
でも、戦争がないので打てません。
ある日、川で王さまお気に入りの魚を、勝手に取っているキツネがいるという知らせが。
怒った王さまは「大砲でおっぱらってやる」
そう言って、ドカンと大砲を打ち上げます。
キツネは逃げていきますが、王さまの大砲より大きい大砲をもってきて…。
王さまとキツネの攻防戦がおもしろい！
エスカレートしていく両者のやりとり。
「もっと大きいものを！」と必死になる王さまの姿に、どんな印象を受けるでしょうか？
子どもの年齢によって、色んな思考が飛び出してきそうです。
読みやすいんだけど、大人も考えさせられる深い内容。
戦争について子どもと考えたい時にも、役立つ絵本でしょう。
3・4年生向け10分で読める絵本【友だち】
10分で読める3・4年生向けの友だちがテーマの絵本を2冊ご紹介します。
友だちの存在はとても大きなもの。
絵本を通して友だちの良さが伝わってきます。
けんかのきもち
自分や相手と向き合うこと
これは、子どもたちの遊び場『あそび島』でのお話です。
『たい君』は家のとなりにある『あそび島』で遊ぶのが日課。
ところがある日、仲のいい友達の『こうた君』とケンカをしてしまい、取っ組み合いになります。
『こうた君』はとても強く、『たい君』は倒されてしまい…。
ケンカをした時の、心の葛藤がリアルに描かれています。
・負けた時の悔しさ
・味方をしてくれない怒り
・仲直りするときの恥ずかしさ
ケンカを通して自分や相手とぶつかり、向き合って、そして成長する。
誰もが経験のある『ケンカ』から学べることがたくさんあるんだな、と思わせてくれる絵本です。
たい君の表情がリアルで、感情移入しちゃいます。
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さっちゃんとなっちゃん
違うから、おもしろい
さっちゃんとなっちゃんは、家がお隣どうしです。
さっちゃんとなっちゃんは、体型も性格も、好きな遊びも全然違います。
ケンカをすることもあるけれど、2人はとても仲良しです。
そんな2人には共通していることがあります。
それは嫌いなもので…。
価値観が違っても、一緒にいて楽しいのが友だち！
正反対でも仲良しの2人にほっこり。
友だちの素晴らしさを感じさせてくれる内容です。
3・4年生向け10分で読める絵本【奥が深い】
10分で読める3・4年生向けの奥が深い絵本を3冊ご紹介します。
いろんな事を考えさせてくれるのが絵本のいいところです。
いっぽんばしわたる
シンプルなのに深い
あるところに1本の橋がありました。
その橋を、いろんな生き物が渡っていきます。
ぴょん ぴょん わたる
ならんで わたる
からんで わたる
サッと読んでしまえば、1分足らずで読み終えてしまうくらいのシンプルさ。
文字数だけでいえば、もっと小さい子向けかなと思います。
でも、文章がシンプルだからこそ絵をみて、想像して、考える。
そんな遊び心と奥深さが混ざった絵本です。
絵っておもしろいな。
言葉っておもしろいな。
それが掛け合わさると、もっとおもしろい！
「○○ わたる」をテーマにして、考えたり絵を描いてみたりするのも楽しいでしょう。
人気の続編はこちら
ねえ、どれがいい?
斬新な選択肢です
もしもだよ。
きみんちの周りが変わるとしたら、
洪水と大雪とジャングルと…ねえ、どれがいい？
食べなきゃならないとしたら、どれがいい？
クモのシチュー、カタツムリの団子、虫のおかゆ、ヘビのジュース。
冒頭から、次々と出てくる選択肢。
どれも奇抜な選択肢ばっかり！
というか、ほとんどイヤなものじゃない？
ヘンテコな質問に、想像が膨らみます。
「自分だったらどれを選ぶ？」と、子どもに聞いてみても楽しいです。
想像するって楽しいな、そんな風に感じさせてくれますよ。
しっぽのはたらき
動物の生態について知ろう
動物たちのしっぽには、色んな働きがあるって知っていますか？
果物をもぎ取る、枝から枝へ渡るなどの、手のような働き。
自分の気持ちを表す働き。
高い木から飛び降りるときの、パラシュートのような働き。
動物たちの興味深い生態を見ていこう！
科学絵本を探している方にぴったり。
3・4年生向け10分で読める絵本【昔話】
10分で読める3・4年生向けの昔話絵本を2冊をご紹介します。
怖いけれど、続きが気になってしかたない絵本です。
くわずにょうぼう
ご飯を食べない嫁の正体は？
欲ばりな男が一人で住んでいたそうだ。
男は言った。
「おらも女房がほしいなぁ。
よく働いて、飯を食わない女房がほしいもんだ。」
帰り道、誰かがついてくる。
聞けば、自分はご飯を食べないで、うんと働くから女房にしてほしいと言う。
男はありがたがって、その頼みを聞き入れることにするが…。
ご飯を食べないで働いてほしいなんて、自分勝手な人だね。
都合のいいことを言っているとどうなるか。
最後まで読むとわかります。
日本画が昔話の雰囲気にとてもマッチしています。
ちょっぴり怖い、だけどおもしろいお話を読みたい方はぜひ。
うまかたやまんば
昔話ならではの恐ろしさ
浜で魚をたくさん仕入れた馬方（うまかた）
山道を登っていると、やまんばが現れて魚を取ろうとします。
やまんばを恐れた馬方は、魚をなげ捨てて逃げます。
しかし、やまんばは魚を食べて、さらに追いかけてくるのです。
「馬の脚、一本おいてけ。
おかなきゃ、お前をとってくうぞ。」
命の危険を感じて、馬方は馬のうしろ足を投げるのですが…。
かなり残酷な話だね💦
そうですね。
でも、話自体がしっかりおもしろいので、小学生だからこそ読んでほしい！
ハラハラドキドキする展開は、子どもの興味をひきます。
満足感と読み応えバツグンの絵本です。
日本傑作絵本シリーズを合わせてチェック
もっと探す日本傑作絵本シリーズ
3年生・4年生の子向けの10分以内で読める絵本をチェックしよう！
小学校3年生・4年生におすすめの短い絵本を13冊ご紹介しました。
3年生・4年生くらいになると、どんな絵本を読ませてあげたらいいか分からない。
そんな方は是非参考にしてみて下さい。
読書が好きな子は学力が高いという調査結果もあるので、積極的に読ませてあげましょう！
最後までみてくれてありがとうございました！
またね～！
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