子育て

ねんねトレーニングはいつから?【パパママ必見】方法や体験談まとめ

寝ている赤ちゃん

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こんにちは!
保育士のえり(@erimama_0124 )です。

なかなか眠ってくれない。
まだ家事が終わってないのに。
すぐに泣いて起きちゃう。
睡眠不足でツライ。

赤ちゃんの睡眠について悩んでいる方は本当に多いです。

子育て悩みランキングでは、「睡眠・夜泣き」についてが常にトップ。

寝不足だと気持ちがすり減って、パパママのストレスにつながっていしまいます。

そんな方に【ネントレ】という方法をご紹介します。

【ネントレ】とは「ねんねトレーニング」の略で、赤ちゃんがひとりで眠れるように練習することです。

この記事では、ネントレについて詳しく見ていきます。

記事の内容

・【ネントレ】の方法

・【ネントレ】のポイント

・【ネントレ】の体験談

この記事は、こんなお悩みのある方に向けて書きました↓

こんな方に読んで欲しい

寝かしつけがうまくいかなくて困っている

夜泣きがひどくて、寝不足がつらい

海外では王道の寝かしつけ方法である【ネントレ】

寝かしつけのお悩み解決に、ぜひ試してみてください!

【ネントレ】ってなに?

赤ちゃん ママ抱っこ

ネントレ=ねんねトレーニング

【ネントレ】とは、『ねんねトレーニング』の略

授乳や抱っこで寝かしつけをしなくても、一人で眠れるように習慣づけるトレーニング

赤ちゃんが一人で眠れるようになると、夜中に目を覚ましても泣いてパパママを呼ぶことがなくなります。

赤ちゃんを一人で寝かせるなんて、可哀そう…
えり
えり
【ネントレ】は、赤ちゃんにとってメリットがたくさんあるトレーニングですよ。

日本では添い寝をするママが多いので、「かわいそう」と感じるかもしれません。

ですが、海外では『スリープトレーニング』と呼ばれ一般的に行われています。

自分で寝られる力がつくと、

●睡眠の質が高まる

●夜間授乳がないので虫歯予防になる

●自立が促される

このように、赤ちゃんにとって一生役立つスキルなんです。

赤ちゃんを1人で寝かせることに抵抗のある方も多いと思います。

そんな方には、寝るまでそばで見守る方法がおすすめです。
あとで紹介していきます。

夜泣きの原因は、入眠時にある!

夜泣きのはっきりとした原因は解明されていません。
しかし、原因の一つに入眠時のクセがあります。

4ヶ月以降の赤ちゃんは、浅い眠りと深い眠りをくり返しています。

その浅い眠りのときに、入眠時とちがう状況だと泣いて起きてしまいます。

例えば、

授乳のまま入眠させている
抱っこをして寝かしつけている

こんな状況で眠りにつくと、目が覚めた時に「おっぱいがない!」「抱っこされていない!」と戸惑って、泣いてしまいます。

これが夜泣きにつながる可能性があるのです。

1人で眠る習慣がついていると、夜中に目を覚ましても再び自分で眠ることが出来ます。

つまり、眠りに入る瞬間が大事だということです!

【ネントレ】はいつから始める?

赤ちゃん ねんね

新生児は、2~3時間ごとの睡眠をくり返し、昼夜の区別はほとんどありません。

しかし、成長がすすむと以下のような変化が見られます。

朝起きる時間と夜寝る時間が一定になる

ある程度続けて寝られるようになる

夜間の授乳が減る

このような様子が見られる、生後6ケ月から始めるのが一般的です。

ですが、

・母乳育児orミルク育児

・ママの復職の時期

など、家庭や赤ちゃんの状況によっても変わってきます。

『この時期から始めなきゃ!』ということはありませんので、パパママ・赤ちゃんのタイミングで進めていきましょう。

【ネントレ】のメリット・デメリット

メリット

パパママの負担が軽くなる
→寝かしつけのときに感じていたストレスが軽減され、余裕が生まれる

赤ちゃんの睡眠の質が高まる
→よく眠れるので、翌朝スッキリ目覚められる

デメリット

トレーニング中はひどく泣くケースが多い
→「赤ちゃんを泣かせてしまっている」というプレッシャーやストレスを感じやすい

マンションや集合住宅の方は近所迷惑が気になり、トレーニングに集中できない

【ネントレ】の方法はたくさんある

ネントレには様々な方法があります。

赤ちゃんの様子やパパママの気持ちを考慮して、どの方法にするか決めましょう。

トレーニング開始前に『夜のルーティーン』を決める

読み聞かせ

まず、どの方法にも共通して行うことがあります。

それは、
『夜のルーティーン』(入眠儀式とも言います)を決めておくことです。

『夜のルーティーン』を習慣化させると、赤ちゃんも「これから寝るんだ」と心の準備ができます。

『夜のルーティーン』一例

母乳・ミルク

歯磨き

絵本

「おやすみ」の挨拶

部屋を暗くする

子守り歌

これは一例なので、やりやすい方法で行ってみてください。

『夜のルーティーン』をすることで、ネントレをスムーズに進めやすくなります。

代表的な2つの方法

それでは、【ネントレ】の基本的な2つの方法を紹介します。

その前に、2つの方法には共通のルールあります↓

共通ルール:抱っこ&授乳はしない
えり
えり
これを守ることで、ネントレがスムーズに進むことが多いです。

抱っこをしてあげたくなっても、グッとこらえてみてください!

方法1:「泣かせない」ネントレ

この方法は、赤ちゃんが眠るまでそばにいる方法なので、泣かせたままにするのは抵抗があるという方におすすめです。

流れ

●『夜のルーティーン』が終わったら、赤ちゃんを布団の上に置く

●子守り歌・トントン・おしゃぶりなどで、眠りにつくまで傍で見守る

●泣きだしても抱っこはせず、オムツ交換や室内環境の確認、トントンで寝かしつける

出来る限り抱っこ&授乳はしない。

激しく泣く場合は抱っこをしてもいいが、眠りにつく瞬間は必ず赤ちゃんが布団の上にいるようにする。

方法2:「泣かせたままにする」ネントレ

赤ちゃんを1人で寝かせる方法。
短期間で結果を出したい方におすすめです。

赤ちゃんを1人にできる環境が整っている(ベビーモニターや寝室がある等)ことが条件です。
流れ

●赤ちゃんに「おやすみ」の挨拶をしたら、部屋から出る

●赤ちゃんが泣いても様子を見に行くことはしない。
初日であれば3分外で様子を見る

●泣き続けていたら部屋に戻り、抱っこはせずに声をかけたりトントンしたりする

●声をかけて部屋を出る

これをくり返す

赤ちゃんが泣いても絶対抱っこや授乳はしない。
トレーニングをやり通す覚悟をもつ。

「泣いたら抱っこしてもらえる」と赤ちゃんが感じ、ネントレが進まなくなってしまう。

【ネントレ】は赤ちゃんの成長に悪影響?

ネントレをやることで、気持ちの面で赤ちゃんに悪い影響がないか心配…

「赤ちゃんが泣いても抱っこをしない」というのが基本ルールのため、パパママの間でも賛否両論あると思います。

ですが、ネントレが赤ちゃんの心の成長に悪影響を与えないことは、研究によって証明されています。

えり
えり
ネントレは海外では一般的な方法で、赤ちゃんに悪い影響がないことはたくさんの研究でわかっているんです。

悪影響がないか心配になるのは、「ネントレは親のためにやるもの」という考えが少なからずあるのではないでしょうか?

ネントレは、赤ちゃんが睡眠をしっかりとり、パパママが笑顔で赤ちゃんに向き合えるようにするためのもです。

親が迷っていると、不安な気持ちは赤ちゃんにも伝わります。

やると決めたら、自身をもって取り組むことが大切ですよ。

【ネントレ】パパママの体験談

【ネントレ】に挑戦した方の口コミを調査してみました。

成功した方の体験談

成功した方の意見として多いのは

長時間寝るようになった

自分で寝る力がついた

寝かしつけがラクになった

ネントレをやって本当に良かった、という気持ちが伝わってきます。

断念した方の体験談

断念した方の意見として最も多いのが

泣いている赤ちゃんをそのままにしておくのが、耐えられない

という意見です。

ネントレは一定時間赤ちゃんを泣かせたままにするので、合う合わないがあるようです。

【ネントレ】おすすめの本

読書

本腰を入れてネントレを行うならば、本を一冊持っておくのもおすすめです。

ここでは、初心者向けの本をピックアップしました。

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

Amazon・楽天両方で☆4以上という高評価の一冊。
日本人の生活スタイルに合わせた、ネントレの入門編的な1冊です。

【こんな方におすすめ】

・新生児期から実践したい

・比較的ゆるめな方法でやりたい

↓ マンガ版もあります ↓

ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド

この本では、生後6ケ月からの実践を推奨しています

科学的なエビデンスに基づいて「子どもの睡眠」を改善していく内容です。
悩み別・月齢別にネントレのノウハウが紹介されています。

【こんな方におすすめ】

・睡眠の土台をしっかり作りたい

・本格的にネントレを頑張りたい

【ネントレ】:まとめ

赤ちゃん ねんね

今回は、寝かしつけ方法の一つとして【ネントレ】(ねんねトレーニング)を紹介しました。

最後に、ネントレを行うときに大事なことをまとめます。

【ネントレ】まとめ

ネントレをやるならば、やりきる覚悟が必要

パパママが話し合い、やると決めたら同じ気持ちで協力しあう

赤ちゃんによっては効果が出にくいこともあるので、気長に取り組む

現状のやり方で寝かしつけの時間を楽しんでいるならば、もちろんネントレをやる必要はありません。

育児には「こうじゃなきゃいけない」なんてことは無いんです。

家族全員が笑顔でいることが大切!

もしも寝かしつけにストレスを感じているなら、家族みんなが幸せに過ごせるように【ネントレ】を取り入れてみてはいかがでしょうか。

えり
えり
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