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桜の絵本でおすすめは？
厳しい寒さを超えて、だんだんと過ごしやすくなってくる時期。
そんな春の象徴と言えば、やっぱり『桜』
満開の桜を見ていると、その美しさにうっとりして、無意識のうちに癒されていることに気付きます。
今回は、桜の絵本を10冊ご紹介します。
絵本マニアの保育士が、おすすめ作品を選びました✨
対象年齢ごとに紹介していきます。
↓お子さんの年齢をクリック↓
桜の季節をもっと楽しめる、そんな絵本をお伝えしていきます。
それでは、早速みていきましょう。
最後までみていってね！
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さくらの絵本【2歳～】
2歳から読める桜の絵本を4冊ご紹介します。
桜がテーマの絵本は、心が晴れやかになるね。
ほわほわさくら
優しくておだやかな桜の絵本
ほわ ほわ ほわ
これ なあに
ほろ ほろ ほろ ほろ
ほろり
つかまえた
絵本いっぱいに描かれた桜。
満開の桜の木から、花びらが舞い落ちてきます。
手のひらに降りてきたかと思えば、ひらひらと風に乗ってどこかへ。
そんな春の自然を体感する子どもの姿が描かれています。
リズミカルな言葉と、ページいっぱいの桜に癒されます。
お花見に行ったときの、あの何とも言えない多幸感を味わえます。
ひがし なおこさんの絵本なら、日本の四季を子どもに伝えられます。
もっとチェックする【ひがしなおこさんの絵本】
そらはさくらいろ
子どもの目線から見てみよう
桜が満開に咲きました。
野原で女の子が寝転がっています。
さくらと いっしょ。
じめんに ねころがるとね そらが ひろいね。
すると、犬がやってきました。
くんくん、 なにしてるのだわん？
そらをみてるの。
すると、次にちょうちょ・カエル・ヘビ、さらに雲までやってきて…。
青空の下、満開の桜をながめる女の子。
その気持ちよさが絵本から伝わってきます。
読めば女の子と一緒に桜を体感しているように感じられる、
そんな春が待ち遠しくなる絵本です。
桜の下でゴロンと寝転がるのは気持ちいいよね～。
はなさかじいさん
童話の世界へようこそ
おじいさんが飼っている犬が『ここほれ わんわん』
そこを掘ってみると、なんと小判がザクザク出てきました。
そのことを知った、いじわる爺さん。
犬をかおうとするのですが…。
昔から受け継がれてきた日本の童話。
いもと ようこさんの可愛らしいイラストはファンの方も多いはず。
きれいな桜を堪能しつつ、春らしさも感じられます。
初めての昔話としてもおすすめです♪
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はなびらがとんできた
ほのぼのと春を感じよう
くまが外で遊んでいると、花びらがとんできます。
はなびらが とんできた
ひらり ひらり とんできた
子猫はちょうちょだと思って飛びつきます。
その後、ワニやパンダ・ゾウの所にも花びらがとんできます。
動物たちはどんな反応をするのかな？
動物たちの嬉しそうな表情がとてもかわいい。
花びらが舞う季節、この時期だけの風景がやわらかい絵で描かれています。
春の訪れを感じられるよ！
さくらの絵本【3歳・4歳～】
3・4歳から読める桜の絵本はこちらの2冊です。
絵本といっしょに桜の季節を楽しみましょう。
さくら
桜の1年間を知る
春は桜がきれいに咲くシーズンです。
でも、桜が散った後のことって知っていますか？
この絵本は、夏・秋・冬、そして春になるまでの桜の木の様子がわかります。
美しく、写真のようなイラストは必見！
一年を通して桜の様子がわかる、科学本のような内容です。
ソメイヨシノをじっくり観察してみよう。
はるじゃのばけつ
ジーンと心が温まる
たっくんとたぬきシリーズの第2弾。
たっくんは、バケツに桜の花びらを集めています。
すると、たぬきがやってきて言いました。
「ねえ、そのばけつに めだかを いれようよ」
『めだかか…いいなぁ』
そう思いつつ、たっくんは断ります。
「いらないよ。
だってこれは はるじゃのばけつ なんだから」
しばらくすると、たぬきがまたやってきます…。
ちょっぴりいたずらっ子のたぬきと、心優しいたっくんのお話。
最後まで読めば、人を思うたっくんの気持ちに感動することでしょう。
「はるじゃのバケツ」の言葉の意味にほっこり。
【たっくんとたぬきシリーズ】は癒されるストーリーです。
さくらの絵本【5歳～】
5歳から読める桜の絵本はこちらの4冊です。
感動
美しい
おもしろい
そんな絵本が揃っています。
さくらがさくと
桜は風情があってうつくしい
通勤や通学途中にある、川沿いの桜並木。
桜の花が咲き始めると、通りは多くの人でにぎわいを見せます。
そんな桜並木で、春そして夏と季節の移り変わりをみてみましょう。
その日それぞれの天気や季節感で、そこをいつも通る人たちの様子が変化します。
絵が本当に美しくて、うっとり…。
春の良さをこれでもかと感じられる、とても素敵な1冊です。
なんでもない日常が大切に思えてくる。
おばけの花見
陽気なおばけたちが可愛い
『おばけ長屋』に朝がやってきました。
今日はみんなでお花見です。
しかし、花見に呼ばれなかった雷様が暴れだしてしまいます。
おばけが出てくるのに、こんなに怖くなくて楽しい絵本があったなんて！
盛り上がるおばけたちを見ていると、こっちまで興奮しちゃいます。
たくさんのおばけが登場するので、1ページ1ページをじっくり堪能してみましょう。
じいじのさくら山
孫とおじいちゃんの温かい交流
おじいちゃんっ子のちびすけは、じいじに連れられて桜山に出掛けます。
「ちびすけ さくら みにいこう」
「うん」
さくら山のさくらの木は、嬉しいことがあるたびにじいじがこっそり植えたもの。
それが空に届きそうなほど成長しました。
一つ一つの木に触って挨拶をするじいじ。
「ちょうしの わるいところは ないかいな」
ちびすけもじいじの真似をしますが、木は何も応えてはくれません。
季節が変わり、雪が降った日。
じいじは具合が悪く寝込んでしまいます。
そこでちびすけは桜の木にお願いするのですが…。
二人の会話がとても微笑ましくて、心地よく読むことができる絵本です。
ちびすけとじいじ、二人の思い出がたくさんつまったさくら山の木は、ちびすけの願いをかなえてくれるのでしょうか。
涙なしには読めない、大切なひとに贈りたい珠玉の1冊です。
いつまでも大切に読みたい。
こぶたのブルトン はるは おはなみ
こんなお花見もあり！？
愉快な仲間たちが活躍する【こぶたのブルトン】シリーズで桜の絵本が出ています。
お花見が大好きなタカサキさん。
ブルトンとアンドレを誘って『たかさきやま』でお花見をすることに。
いざ『たかさきやま』に着いてみると、お客さんがいっぱい！
「きゃー なに このひとたち」
「ぜんぜん すわれるところが ないじゃない！」
タカサキさん・ブルトン・アンドレのやりとりが面白くて、最後までたのしく読めます。
良い場所がとれなかったり、出店の誘惑につられそうになったり。
そんなお花見あるあるに共感できるところも多いはず。
心がウキウキして笑える、子どもに人気の絵本です。
【こぶたのブルトンシリーズ】は愉快でおもしろい！
【こぶたのブルトンシリーズ】をチェックする
桜の絵本を読めば、春をもっと堪能できる！
桜の絵本10冊をご紹介しました。
日本の春を象徴する桜。
子どもたちにも、その風情や美しさを感じてもらいましょう。
そして、桜の絵本にはいろんなメッセージが込められています。
ママやパパがお子さんに読んでもらいたい1冊をぜひ選んでみてください。
↓気になる絵本をもう一度チェック↓
読み聞かせをして、お子さんと一緒に春を感じましょう。
季節感が身につくので、桜の絵本はとてもおすすめです！
最後までみてくれてありがとうございました。
またね～！
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