こんにちは。
簿記2級ホルダーのえり(@erimama_0124 )です。
2020年5月25日でマイナンバー記載の『通知カード』が廃止されました。
全然知らなかった!!
『通知カード』廃止によって、わたしたちの生活に影響があるのかどうか。
気になったので、調べてみました。
この記事でわかること
『通知カード』廃止による影響
『通知カード』廃止後にやっておくべきこと
『通知カード』の記載内容と、自分の現在の情報が違う場合、
『通知カード』は使用できなくなりました。
いざというとき慌てずにすむように、
廃止後は何が変わるのか、チェックしておきましょう!
『通知カード』が廃止
『通知カード』ってなんだっけ?
![通知カード](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/304654_m-1-1024x683.jpg)
『通知カード』とは、
マイナンバー(個人番号)を知らせる目的で発行された、紙製のカードのこと。
マイナンバー制度が始まり、住民票のある全国民に送付されました。
赤ちゃんの場合、役所に出生届を出すと送られてきていましたね。
『通知カード』廃止はいつから
『通知カード』廃止は、2019年公布の「デジタル手続法」により、決定しました。
そして、
2020年5月25日に廃止となりました
『通知カード』廃止の理由
なぜ、廃止になってしまったのか。
理由は2点あげられます。
『マイナンバーカード』をもっと普及させるため
『通知カード』は、婚姻や転居などで記載された内容に変更があった場合に、届け出が必要でした。
その際、住民は役所に出向き、職員はその対応が必要になります。
そういった双方の負担を無くすことが、理由の一つです。
また、『マイナンバーカード』利用者が少ないことも理由として挙げられます。
マイナンバーカード 普及率
17.5%
(2020年7月時点)
マイナンバーカードを持っている人って、少ない!
政府はデジタル化をすすめるためにも、
『マイナンバーカード』を発行させたいという考えです。
【マイナポイント】も『マイナンバーカード』を普及させる目的で、行われています。
『通知カード』が廃止されたらどうなる?
![虫眼鏡](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/4154091_s-1.jpg)
『通知カード』が廃止されたら、何が変わるのか。
できなくなること・現状通りできることをお伝えします。
出来なくなることは2つ
『通知カード』の廃止によって、以下のことが出来なくなります。
●『通知カード』の新規発行・再発行
●『通知カード』の住所や氏名などの記載変更
『通知カード』を無くしてしまっても、再発行は出来ません。
また、婚姻や転居によって氏名や住所が変わった場合、記載変更も出来ません。
『通知カード』はもう使えないってこと?
書かれている内容に変更がなければ、使えます。
今持っている『通知カード』は、記載事項の変更が無ければ使用できます。
マイナンバーを証明できる書類は限られているので、嬉しいポイントですね。
ただし、先ほどお伝えしたように引っ越しなどで住所が変わってしまうと、証明書としての効力を失います。
そういった場合は、『マイナンバー記載の住民票』を取らなければなりません。
マイナンバーカードのオンライン申請は出来る
これを機に【マイナンバーカード】を作ろうと考える方もいると思います。
『通知カード』廃止後であっても、
『通知カード』に同封された『交付申請書』があれば、オンライン申請が可能です。
↓のような場合でも申請ができます。
これから生まれる赤ちゃんはどうなる?
![](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/irina-murza-HGhP4CxBaGQ-unsplash-1-1-1024x683.jpg)
『通知カード』廃止後に、マイナンバーを取得する方はどうなるのでしょうか。
例えば、以下のような方ですね。
✔2020年5月25日以降に生まれた赤ちゃん
✔入国をして新たに住民登録をした方
今後マイナンバーは、
『個人番号通知書』を送付して通知される
つまり、
『通知カード』➡『個人番号通知書』に変わったということです。
『通知カード』から『個人番号通知書』に名前が変わっただけ?
大きな違いがあります。
それは、
『個人番号通知書』では、
マイナンバーを証明することは出来ないんです。
『通知カード』は、「マイナンバーを証明する書類」や「身分証明書」として有効でした。
しかし、『個人番号通知書』はどちらの効力もありません。
あくまで、マイナンバーを知らせるためのものという位置づけです。
マイナンバーを証明するには?
では、
住所や氏名が変わって、記載事項に変更がある
『通知カード』を無くしてしまった
『個人番号通知書』が手元にある
このような場合、どうやってマイナンバーを証明すればよいのでしょう?
マイナンバーを証明できる書類は、この3つ!
マイナンバーが記載された住民票の写し
住民票記載事項証明書
【マイナンバーカード】のメリットは、公的な身分証明書として利用できることです。
運転免許証やパスポートを持っていない方にとって、
申請する価値は十分にあると思います。
一方で、『住民票の写し』と『住民票記載事項証明書』は、デメリットが2点あります。
・発行する手間がかかる
・発行手数料がかかる(数百円ほど)
これらのことを考えると、【マイナンバーカード】を発行するのがベストではないでしょうか。
ちなみに
【マイナンバーカード】
【通知カード】
【個人番号通知書】
この3点で、出来ることの違いは以下のようになっています。
![](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/200630_mynumber_03.png)
【画像引用:総務省HP】
圧倒的に【マイナンバーカード】が便利!
変更がなければ、通知カードも使える
マイナンバーを証明する3点の書類を紹介しました。
しかし、記載されている内容が住民票と一致していれば、
『通知カード』も今まで通りマイナンバーを証明する書類として使用できます。
ちなみに通知カードに記載されている内容は、この5項目です。
・氏名
・住所
・生年月日
・性別
・個人番号
![](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/card_1-1.gif)
表
![](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/card_2.gif)
裏
これらに変更がなければ、従来通り使用できます。
『通知カード』廃止後、私たちの生活に影響はある?
一番気になるのが、私たちの生活に影響があるのかということです。
困るケースとして考えられるのは、
引っ越して、住所が変わった
『通知カード』をなくしてしまった
こういった方が、マイナンバー提示を求められたときです。
マイナンバーが必要なときというのは、下記のような場面です。
・児童手当申請、現況届提出
・確定申告
・失業保険申請
・パートやアルバイトを始める
・銀行口座を新規開設する
・証券口座の開設 など
この場合、『通知カード』が使用できない方は、先ほどお伝えした3点のいずれかを用意しなければなりません。
マイナンバーカード(個人番号カード)
マイナンバーが記載された住民票の写し
住民票記載事項証明書
【マイナンバーカード】を申請しよう!
『通知カード』廃止によって、今すぐ困ることはないかもしれません。
しかし、政府は【マイナンバーカード】の普及を促しています。
そのことを考えると、これからますますマイナンバーの提示を求められる機会が増えていくと予想されます。
住所や氏名が変わらないうちに、
【マイナンバーカード】を作っておくのがおすすめです!
マイナンバーを証明できる
身分証明書として使える
マイナポイントによるポイント還元
【マイナンバーカード】を発行したら、『マイナポイント』に申し込みましょう。
期間は、2020年9月~2021年3月まで。
最大5,000ポイント還元のお得なキャンペーンです。
マイナンバー『通知カード』が廃止:まとめ
![](https://niconico-eriblog.com/wp-content/uploads/2020/11/3084837_s-1-1.jpg)
『通知カード』廃止についてお伝えしました。
大事なポイントをまとめます。
『通知カード』廃止によって・・・
『通知カード』新規発行は出来なくなった
『通知カード』の記載変更は出来なくなった
記載内容に変更がなければ、『通知カード』はいままで通り使える
変更があっても、【マイナンバーカード】のオンライン申請はできる
『個人番号通知書』では、マイナンバーを証明できない
今後のために、
【マイナンバーカード】発行がおすすめ
【マイナンバーカード】は申請~発行までに約1ヶ月かかります。
今回の『通知カード』廃止を機に、早めの【マイナンバーカード】申請をおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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